さて、今日は「カラーテレビ放送記念日」だそうです。
「カラーテレビ放送記念日 」の由来
今から55年前の1960年 (昭和35年) 9月10日に、NHK・日本テレビ・ラジオ東京テレビ(現在のTBS)・読売テレビ・朝日放送の5局がカラーテレビの本放送を開始したことを記念して制定されました。
世界初のカラーの本放送は、1954年1月23日に、米NBCのニューヨーク局であるWNBC局が最初だそうです。
日本でカラー放送が始まった頃は、「総天然色テレビジョン」と呼ばれていました。
また、カラーテレビ普及初期の番組表には、カラー放送の番組には「カラー」の表記、あるいはそれを表す記号が付されていたのです。
日本放送協会(NHK)は、かつて受信規約に於いてカラー契約、普通契約、衛星カラー契約及び衛星普通契約の4つを設けて、カラーとモノクロを区別していたとか。
「カラーテレビ放送記念日」に思うこと
僕の実家で、カラーテレビを購入したのは、1964年 (昭和39年) に開催された東京オリンピックを契機に売れ出したカラーテレビが、ずいぶん普及価格帯になってからだったと思います。
ですから、小さい頃に見ていた「鉄腕アトム」「鉄人28号」「エイトマン」「スーパージェッター」「宇宙少年ソラン」などのアニメは、みんな白黒の記憶です。
今では、カラーでハイビジョンが当たり前になりました。時々アナログの画面を見ると、その画像の粗さにびっくりします。
更に昔は、アナログの上に白黒だったわけですから、今となっては骨董品のようなものですよね。
でも、その画面で動くアニメのヒーロー達に胸を躍らせながら、ワクワクして見ていたわけです。
あの頃のワクワク感を、今は味わうことが少なくなってしまいました。
どんなに技術が進歩して、大画面で綺麗な映像を見ることができるようになっても、そこで流れる映像に魅せられる感動がないとつまらないですよね。
・・・というわけで、単なる技術革新だけではダメで、人を感動させるコンテンツがないといかんなぁ…と思った「カラーテレビ放送記念日」の朝なのでした。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2015.9.10記)